2020年4月19日日曜日

議会改革のうごき(2)


4月17日
議会運営委員会、常任委員会正副委員長合同会議では…

〇政策提案に関する内容について
〇議員間討議のありかたについて

 この会議の主要議題は上の二つでしたが、それに加え、

〇新型コロナウイルスに関する市内最新情報について

 が急きょ、議題に加わり、市の担当4部長から現状の説明がありました。

 さて議会基本条例推進委員会政策部会(4月10日開催・報告↓)での詰めを踏まえて「議会からの政策提案」について、中村勉政策部会長から部会報告がなされ、これが承認されました。

報告の概要は、

〇政策提案に関する内容について
 「委員会が、任期中に1以上のテーマを決め、調査研究し、提案書を策定し、議長に提出する。これを議会運営委員会に諮り、議長名において市長に提案書を提出する」
毎年度、常任委員会単位で主要な懸案事項を絞って研究、検討、協議のうえ、提案・提言をまとめ年度末には議会として市長に提出するというものです。

→ これについては、この会議終了後、さっそく産業建設委員会の委員に集まってもらい、5月に予定される議員全員協議会の開催日までに、各委員がそれぞれ抱えている地域課題や政策課題で委員会で共同研究しあるいは市長に政策提案したい事項を提出するよう、委員長として要請し、そして6月定例会の折に委員会としての検討テーマを絞り込んで具体的な作業に入ることを申し合わせました。

〇議員間討議のありかたについて
 「委員会における自由討議を実質化するよう、委員長の裁量にゆだねる」としていて、これも委員会がそのおもなステージになります。
 このほか議員全員協議会で行う「討議」の議題を各議員が提出する際のルールを定めることとしました。(議会基本条例では全員協議会は「議員相互間の意見交換をする」場だとされていますが、実際はほとんどそういう場面はありませんでした。これを促進するねらいがあります)

→ 今までも委員会の審議のなかでは申し合わせで「自由討議」が「質疑」と「討論」の間にありましたが、ほとんど討議が行われたことがありませんでしたので、次回委員会から「討議」を仕向けたいと思います。

 いずれも各議員の考え方や個性が一般質問以外に出る場面が少ないので、これを引き出し、市政に反映させてゆく取り組みが必要と思います。市民の皆さんから見ておもしろいやりとりが引き出せるよう、委員長としてがんばってみますね。